関 連 図 書

古来の砂鉄製錬法 俵國一著

監修:舘充  編集:「古来の砂鉄製錬法」研究会   慶友社

俵國一博士の「古来の砂鉄製錬法」の復刻・解説版です。
解説付きですので、案外判り易いです。


朝日ビジュアルシリーズ (発行:朝日新聞社)
週刊 司馬遼太郎 街道をゆく 38号 砂鉄のみち

上の題名をクリックしてください。窪田蔵郎さんも寄稿されています。
窪田さん曰く「たたら製鐵の入門向けに書いた」そうです。
一読の価値ありですよ。d(>_< )


「鉄から読む日本の歴史」
窪田蔵郎著
    講談社 学術文庫

昭和40年代に著者が記した「鉄の生活史」に若干の補筆・修正を加え
再版される事になりました。文庫サイズながら、なかなか興味をそそる内容です。

お知らせ:窪田さんの蔵書が島根県雲南市吉田町(財)鉄の歴史村に
寄贈され、「窪田文庫」として公開されています。
日本有数の鉄関連資料ですので、一見の価値ありです。

訃報

「鉄の考古学」「鉄の生活史」「鉄の民俗史」などの著書で知られる
鉄の歴史研究家、窪田蔵郎さんが、平成23年12月18日に急逝されました。86歳でした。

(追悼メッセージが届きましたので、掲載させていただきます。)

窪田先生の訃報に接して 

 先生は日本鉄鋼連盟広報部に勤務され、機関誌『鉄鋼界』やデパートでの『鉄と私
たちの暮らし展』などの企画や取材から鉄の歴史を学んだとの事。
金属博物館参与として種々有益なアドバイスを頂きました。
 晩年「鉄の研究を50年以上したが、分からない事はまだ一杯ある」と何度も言って
おられました、「学び、而して知らざるを知る」だったのでしょう。
                       (野崎 準 元金属博物館学芸員)

御冥福をお祈りします。


第4回たたらサミットの報告書が
出来上がりました。
たたらサミットのサイトで販売しています。
中身は・・・買ってからのお楽しみ!

「現代語訳 鉄山必用記事」 舘 充  訳
日本鉄鋼協会 社会鉄鋼工学部会 前近代における鉄の歴史フォーラム「鉄山必用記事研究会」監修
平成13年6月15日発行 丸善株式会社

1784年、鉄山経営者である下原重仲によって著された「鉄山必用記事」を現代語に訳したもので、
鉄山経営者の立場から当時の鉄山(たたら場)の様子を詳細に記録したもの。技術的なものもさることながら、
現代でも通用する経営者の考え方なども書かれていて、たたら製鐵に興味のない人でも一読の価値があります。


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